ヤマハ-ルータ(RT107e)のIPSec/L2TP – 2:Centosとの接続で/etc/ppp/options.xl2tpd.conn-1に

logfile /var/log/xl2tpd.conn-1.log

とログファイルを指定していたのですが、そこに

sent [CCP ConfReq id=0x2]
sent [CCP ConfReq id=0x2]
CCP: timeout sending Config-Requests

と出ていました。

調べてみると、

CCP(Compression Control Protocol) とは、PPP通信に使用されるデータ圧縮の方式を、接続先と取り決めるのに使用するプロトコルです。

http://www.bcom.nec.co.jp/comstarz/router/faq/ro_faq/ppp.htm

とのことです。

RT107eの設定を見ると、インターネットプロバイダとの接続には

ppp ccp type none

となっていたので、CentOSとの接続もCCP無しで良いだろうと考え(ブロードバンドでいらないらしい)、VPNの接続に用いるPP1の設定に「ppp ccp type none」を設定しました。
YAMAHAルータ コマンド備忘録 『ppp ccp type none』

ところが、/var/log/xl2tpd.conn-1.logに変わらず上記エラーログが出るので、

/etc/ppp/options.xl2tpd.conn-1

noccp

を加え、サーバ・クライアント両方で「CCP使わないよ」と設定することでエラーログは出なくなりました。

追記:2014/03/02
上記設定でたまに切れていたVPNの接続が安定し、切れなくなりました。