xl2tpdのログに”CCP: timeout sending Config-Requests”と出る
Posted by maru on 25 2月 2014 | Tagged as: IPSec, サーバー
ヤマハ-ルータ(RT107e)のIPSec/L2TP – 2:Centosとの接続で/etc/ppp/options.xl2tpd.conn-1に
logfile /var/log/xl2tpd.conn-1.log
とログファイルを指定していたのですが、そこに
sent [CCP ConfReq id=0x2]
sent [CCP ConfReq id=0x2]
CCP: timeout sending Config-Requests
と出ていました。
調べてみると、
CCP(Compression Control Protocol) とは、PPP通信に使用されるデータ圧縮の方式を、接続先と取り決めるのに使用するプロトコルです。
http://www.bcom.nec.co.jp/comstarz/router/faq/ro_faq/ppp.htm
とのことです。
RT107eの設定を見ると、インターネットプロバイダとの接続には
ppp ccp type none
となっていたので、CentOSとの接続もCCP無しで良いだろうと考え(ブロードバンドでいらないらしい)、VPNの接続に用いるPP1の設定に「ppp ccp type none」を設定しました。
YAMAHAルータ コマンド備忘録 『ppp ccp type none』
ところが、/var/log/xl2tpd.conn-1.logに変わらず上記エラーログが出るので、
/etc/ppp/options.xl2tpd.conn-1
に
noccp
を加え、サーバ・クライアント両方で「CCP使わないよ」と設定することでエラーログは出なくなりました。
追記:2014/03/02
上記設定でたまに切れていたVPNの接続が安定し、切れなくなりました。